乗り物擬似3D化 視界拡張
概要
- 乗り物搭乗中、視界の距離を伸ばします。
- 軽量化の効果もあります。
- このスクリプトは、乗り物擬似3D化のオプションです。
▼ スクリーンショット
▼ 更新履歴
スクリプト
使用上の注意点
本スクリプトは様々な制限をつけることで視界を拡張しています。
使用する場合は以下の点に気をつけて、ゲームに合った最適な設定をしてください。
◆ビットマップへの変換作業について
このオプションは、タイルマップ(タイル画像を並べたもの)をビットマップ(一枚の画像)に変換することで、視界拡張を可能にしています。
その画像で地面描写を行うため、マップ上を移動するキャラクターなどリアルタイムに変化するものは描写できません。
さらにこの変換作業には多少の時間がかかります。
◆キャッシュ化について
作成した画像をキャッシュに入れることで、次から変換作業を飛ばすことができ、画面の暗転時間を短縮することができます。
ただし、キャッシュ化すると画像の使いまわしをするため、ゲームの進行によるマップ変化には対応できなくなります。
マップ上に乗り物を描写することも難しくなります。
◆マップアニメーションについて
マップアニメーションを有効にすることで、水タイルなどのアニメーションを再現することができます。
ただし、タイルマップからビットマップへの変換作業量は約3倍となります。
◆メモリの使用率
マップの大きさだけでなく、複数のマップをキャッシュ化したりマップアニメーションを有効にするなど、維持する画像の量が増加すると物理メモリの使用量が増大します。
あまりに多くなると、パソコンのスペックによってはゲームをプレイできなるなる可能性があります。
設定項目説明
◆予め作成するマップ ID の配列
配列に入っているマップを予めビットマップへと変換してキャッシュに保存します。
これにより、乗り物搭乗時の変換作業がなくなります。
◆作成時に表示するフォントと文字列
SetupFont = Font.new
SetupFont.outline = false
SetupText = "Loading..." |
予めビットマップへの変換作業を行なっている間、画面右下に表示されるフォントと文字列です。
フォントの設定はRPGツクールVXAceのヘルプにあるFontクラスの説明を見てください。
◆作成したマップをキャッシュに入れるかどうか
ゲームプレイ中に変換したマップの画像をキャッシュに保存します。
上の「予め作成するマップ」で変換したものは、この設定に関係なく保存されます。
◆マップアニメーションの有無
水タイルのアニメーションを再現するかどうかです。
◆イベントを表示するかどうか
地面にイベントを表示するかどうかです。
リアルタイムの描写ができるわけではありません。
◆乗り物を表示するかどうか
地面に乗り物を表示するかどうかです。
キャッシュ化を有効にしていない場合のみ、これを有効にしてください。
◆乗り物の追加設定
パラメータ |
説明 |
:view_zoom |
乗り物の視界距離です。1.0が標準となります。
2.0で約2倍の距離が見渡せます。
上限はありませんが 2.0 以下推奨です。(ver. 2.0) |
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